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たむたむの配当金生活への道

草食系投資家のたむたむが、高配当株への投資で夢の配当金生活を目指します。

光ビジネスフォーム(3948)

当社は社名に「光」と付くことから、はじめは光通信9435の子会社かと思いましたが、調べてみると全く関係ありませんでした。ビジネスフォームとは、帳票や伝票など決められたフォーマットを印刷した書類ことを指しますが、単に印刷するだけでなく、用紙を重ねて複写式にしたり、ミシン目を入れて切りやすくしたりと、様々な工夫がされています。また、そこから派生して、データプリントサービスやDMの管理から配送まで行うメーリングサービス、各種申込書やアンケートの回収、仕分け、データ化などのBPOなど、事務作業の効率化のためのサービスを提供しています。ビジネスフォーム自体はペーパレス化の流れの中で衰退していくものだとは思いますが、こうした事務作業のアウトソーシングを請け負うところに当社の生き残りの方向性が見えます。

 

当社のホームページを見て衝撃的だったのは、IR情報のところに有価証券報告書どころか決算短信すら掲載していないことです。こんな会社はこれまで初めてでした。規模の小さな会社だとは思いますが、このホームページを見ても、当社が上場しているとは誰も気付かないのではないでしょうか。大きな成長は見込めませんが、利益も配当も安定していますし、有利子負債がゼロですので、高配当株としては安心して持てるとは思いますが、株価が上がって配当利回りが下がってきたので、僕はそろそろ処分してもいいかなと思い始めています。

 

主な指標(424日現在)

株価 482

時価総額 28億円

予想1株配当金 18

予想PER 16.51

実績PBR 0.40

配当利回り 3.73

*データは四季報オンラインより引用

 

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ウエストHD(1407)

当社は住宅設備商材の卸を事業として1984年5月に創業し、その後、太陽光発電工事の受注によって成長してきましたが、太陽光発電の買取価格が低下し、電力会社が大口の接続契約の申込みへ回答を保留するなど、事業環境が大きく変化し、売上高は2014年8月期がピークに減少を続けています。このように太陽光発電工事事業の成長が見込みにくい事業環境の中、当社は省エネ提案事業売電事業などのストック型の事業を育成しています。

 

当社のホームページを見ると、地方自治体と提携して再生可能エネルギーを中心に地域に向けた総合生活サービスを提供するシュタットベルク事業などは夢がある構想だと思いますが、事業として数字になるにはまだまだハードルは高そうです。

 

4月14日には2017年8月期第2四半期決算が発表されましたが、他社で手掛けた太陽光発電装置の造成工事が原因による災害が各地で発生し、地方行政機関での開発審査が厳格化されて、開発計画協議に予定以上の期間を要するようになった結果、当社においてもプロジェクトの遅延が発生したことで、売上、利益とも業績予想に対して大幅な未達となっています。通期の業績予想は据え置きとなっていますが、外部環境に大きく左右されるため、下方修正を織り込んでいく必要があると思っています。ただ、予想配当性向は約25%と低いため、減配リスクは低いと考えています。

 

主な指標(4月21日現在)

株価 752円

時価総額 205億円

予想1株配当金 35円

予想PER 5.85

実績PBR 1.42

配当利回り 4.65%

*データは四季報オンラインより引用

 

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今週のパフォーマンス(2017年4月21日)

運用資産 54,765,058

対先週末 +1,548,154円

対前年末 +4,507,925円

(うち入出金 +2,500,000円)

 

今週の売り

4714 リソー教育

9761 東海リース

 

今週の買い

2362 夢真HD(買い増し)

 

ポートフォリオ上位銘柄(国内高配当株、REIT

1位 2362 夢真HD

2位 7201 日産自動車

3位 7148 FPG

4位 1928 積水ハウス

5位 8304 あおぞら銀行

6位 8219 青山商事

7位 2763 エフティーグループ

8位 8963 インヴィンシブル投資法人

9位 7751 キャノン

10位 4980 デクセリアルズ

*上場インデックス新興国債券(1566)は除いています。

 

今週は久し振りに気持ちよく一週間を終えることができました。リソー教育(4714)は良い会社だと思っていましたが、それにしても株価の上がり方が急で、配当利回りも下がってきましたので、売却することにしました。

 

フランス大統領選挙がこの週末に行われますが、極右と言われるルペン氏がどこまで票を伸ばすかに注目が集まっています。僕は結果を予想するだけの情報も能力のなく、ただ結果を受け止めるだけですが、これから決算発表がどんどん出てきますので、企業のファンダメンタルズに集中して、マーケットの変動に振り回されないようにしたいものです。

日本バルカー工業(7995)

 

当社は19271月に自動車及び各種高速用機械用ブレーキライニングの製造を目的として日本ブレーキライニング製作所として設立され、19324月に社名を日本バルカー工業㈱に変更して工業用パッキンを製造するようになり、現在に至るとても古い会社です。当社の名称の由来は、Value & QualityVALQUA(バルカー)」となっています。

 

事業内容はシール製品機能樹脂製品の製造販売で、産業機器の他、プラントや半導体装置などの先端産業で使われています。シール製品とは、配管の液漏れを防ぐパッキンやガスケットです。ウェブサイトに製品の資料が掲載されていますが、正直、素人にはよくわかりません。とにかく配管のつなぎ目などに使われるもののようです。

 

当社は125日に業績予想を上方修正して、同時に増配を発表しました。実質年間配当が60年から75円へ増配となりましたが、この15円は90周年の記念配当です。上方修正後、株価は急騰しましたが、権利落ち後は、他の銘柄と同じく少し下がっていましたが、今日はなぜか4%ほど上がっていました。20183月期は記念配当がなくなってどこまで配当がでるか不安はありますので、あまり長期保有にこだわらなくてもいいのかなと思っています。

 

主な指標(420日現在)

株価 1,873

時価総額 336億円

予想1株配当金 75

予想PER 17.50

実績PBR 1.22

配当利回り 4.00

*データは四季報オンラインより引用

 

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夢真HD(2362)の強み

僕のポートフォリオの中の最上位銘柄が夢真HD(2362)です。下がったところで少しずつ買い増ししてきました。僕はとても良い会社だと思っているのですが、個人投資家の評価はあまり高くないようです。

 

ここで、時系列データを振り返ってみましょう。この表を見ると利益はともかく、売上高と総資産は2006年9月期が過去最大だったことがわかります。そして2008年9月期には急速に縮小しています。

 

<時系列データ(単位:百万円)>

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この間、当社は人材派遣業だけでなく、建設業へと事業を拡大させるため、積極的なM&Aを展開していました。その代表的なものが勝村建設でした。しかし、これがオーナー企業の強みとも言えるのですが、失敗だと判断すると即座に見切りをつけるところが、当社のすごいところだと思います。勝村建設は2006年7月に子会社化されましたが、2007年4月に譲渡されています。この他にも多くの子会社が買収された後に比較的短期間で譲渡されています。

 

節操がないと言ってしまえばそれまでですが、失敗を認めることができ、即座に撤退を決定する意思決定の速さは、当社の強みだと僕はポジティブに評価しています。最近では岩本組と我喜大笑も売却されています。ただし、譲渡先が当社の大株主であり、当社の社長が株式の60%を保有する佐藤総合企画なので、当社の事業から完全にリスクが遮断されているのか注意が必要ですが。また、昨年からはVRやフィンテックなどのIT分野での業務提携やM&Aを積極的に展開していて、経営のスピード感は変わっていません。これらの施策が今後どのように数字に反映されてくるのか、期待して見ていきたいと思います。

 

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FPG(7148)

かつては成長株として個人投資家に人気のあったFPG(7148)ですが、成長が鈍化したということで、今では普通の高配当株になってしまいました。当社は、SPCを活用して船舶や航空機に投資して海運会社や航空会社にリースするスキームを組成して、SPCへの出資金を小口化して投資家に販売することで手数料を稼ぐビジネスモデルで急成長してきました。会計事務所をはじめ、地銀や証券会社などの販売ルートを確立したことで、新商品を組成すれば完売するという好循環が生まれました。

 

当社の販売するオペレーティングリース商品のメリットは、課税の繰り延べです。政府が企業の国際競争力を確保するため、法人税の実効税率の引き下げを段階的に進めていますが、そうなると利益を将来に繰り延べた方がトータルでは税金を減らすことができます。しかし、このメリットを得るためには、購入企業が利益を出していることが必要となりますので、景気が悪くなり利益が出なくなると、販売が難しくなるのではないかと思われます。

 

成長が鈍化したは言っても、2017年9月期の業績予想では売上高が前期比+12.4%当期純利益前期比+9.3%となり、それなりに成長を続けています。それでもPERが10%ですから、僕は割安だと思っているのですが、一度失われた人気はなかなか回復しないようです。

 

4月14日には第2四半期の業績予想を上方修正しました。通期予想は変更しませんでしたが、投資家からの需要は依然として旺盛なようで、世界経済の混乱などがなければ通期の上方修正も期待できます。たまたま買い増した後に上方修正が発表され、本日の株価が6.57%の上昇となったことはラッキーでした。

 

主な指標(4月17日現在)

株価 957円

時価総額 904億円

予想1株配当金 37.15円

予想PER 10.76

実績PBR 4.86

配当利回り 3.88%

*データは四季報オンラインより引用

 

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こんなときこそ、『最強のファンダメンタル株式投資法』を読むといいでしょう

投資本で僕の座右の書と呼べるものは、これまで海外のものばかりだったのですが、具体的な事例を取り上げていても、海外の、しかも古い事例だとリアリティがなく、そこからは主に投資哲学や心構えを学んできました。

 

最近のように相場全体の雲行きが悪くなってくると、どうしても目先の値動きに一喜一憂したり、掲示板を眺めながら、保有している株の良い情報を無意識のうちに探して、時間を無意識に使ってしまってしまいます。

 

こんなときに書店で手に取ったのがv-comさんの『最強のファンダメンタル株式投資法』です。これまで著名な個人投資家の方の書いた本を何冊も読んできましたが、正直言って自分にとってしっくりくるものはあまりありませんでした。投資期間が超短期であったり、トレンドフォロー型だったりと投資スタイルが違ったり、個人的には成功していても再現性に疑問があったりしたからです。

 

この本は、財務諸表分析の基本を押さえながら、それを具体的な投資にどのように活かしていくかに重点を置いて書かれたもので、この本を読んで、改めてファンダメンタル分析の重要性を再認識しました。特に、具体的な事例を数多く挙げて、v-comさんが実際にどのように考えてどのような行動をとったか解説されているところはとても参考になります。例えばエスクリ(2196)では、僕も同じ時期に見ていて大失敗をしてしまいましたので、分析の深さの違いが明暗を分けたことを思い知らされました。

 

具体的な内容は是非実際に読んでいただきたいですが、この本を読んで、これからは四季報だけではなく、有価証券報告書をきちんと読んで会社の内容を理解していこうと決意を固めました。これまでは個別銘柄の分析に時間をかけず広く分散投資をすることでリスクを軽減してきましたが、もう少しメリハリをつけていこうと思っていましたので、この本を参考に、自分なりの分析のフレームワークを作っていきたいと思います。

 

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