たむたむの配当金生活への道

草食系投資家のたむたむが、高配当株への投資で夢の配当金生活を目指します。

ゼロ(9028)

当社は1961年10月に設立され、翌年3月から日産自動車の国内向け全車種の一括輸送契約を締結しています。その後、中古車やマイカーの輸送市場に参入したり、外車輸送を手掛けたりして、2001年5月にMBO日産自動車から独立、社名を日産陸送㈱から㈱ゼロに変更しています。その後もM&Aで事業を拡大しています。

 

現在の事業内容は、自動車の輸送、整備、中古車オークション、中古車輸出の自動車関連事業、ドライバーの派遣、自家用自動車運行管理のヒューマンリソース事業、一般消費財輸送・保管、石炭・鉱滓等の荷役、倉庫賃貸の一般貨物事業から構成されています。平成28年6月期の売上構成割合は自動車関連事業76%、ヒューマンリソース事業17%、一般貨物事業6%となっています。平成29年6月期の予想売上高は800億円ですが、中長期的な目標として売上高1000億円、営業利益率5%を掲げています。

 

国内の事業環境は、国内の新車販売台数が中長期的には減少していくことになると考えられますし、人手不足や人件費の高騰によるコスト負担の増加も考えられ、厳しいものになることが予想されますが、今後の成長フロンティアとして、アジア諸国への中古車や部品の輸出等が期待できます。

 

取得した当時は配当利回りが4.2%程度でしたが、株価が上昇し続けたことで、配当利回りが3.7%にまで下がってきました。この調子で行くと、近いうちに「卒業」していくことになるかもしれません。

 

主な指標(3月10日時点)

株価 1,417円

時価総額 249億円

予想1株配当金 52.7円

予想PER 7.21

実績PBR 1.27

予想配当利回り 3.72%

*データは四季報オンラインより引用

 

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