このブログを始めてまだ4カ月程しか経っていないのに、投資方針を変えるとは何とも節操がないのですが、日本という国の将来に強い期待が持てないことから、インカムゲインを重視しつつも、米国株投資を取り入れて、少しは国際分散をしようと考えるようになりました。
アメリカもトランプ大統領を見ればデタラメな国だとは思いますが、それでも株価が長期的に右肩上がりであるという事実は否定のしようもなく、国際情勢に多少の混乱が起こっても、米国市場は長期的には成長を続けるだろうという安心感のようなものがあります。一方、日本はこれまで賛否両論あるものの、安倍政権の強いリーダーシップの下で少しずつでも日本が抱える問題を解決してくれることを期待していましたが、先日の都議会選挙での惨敗を見ると、やはりこの国は足の引っ張り合いをして沈没していくしかないのかと思ってしまいました。
大臣の揚げ足を取ったり、スキャンダルにもならないスキャンダルを創り上げて大騒ぎするより、膨張する日銀のバランスシートや、破綻寸前の年金制度や医療制度などをどうしていくのか、もっと真剣に考えるべきでしょう。日本経済が成長しなくてもよいと言っている識者もいますが、社会制度が人口増、経済成長を前提としている以上、成長が止まればどこかで帳尻が合わなくなり、破綻してしまいます。大げさかもしれませんが、新聞やニュースを見ていると暗澹とした気持ちになります。
話は横道に逸れましたが、ポートフォリオの基本構成を次のように次のように設定し、これから少し時間をかけて移行していきたいと思います。
ポートフォリオの基本構成
日本株 40%
日本不動産 20%
米国株 20%
米国優先株 5%
新興国債券 15%
・日本株・・・・・高配当株を対象に20銘柄程度に分散投資する。
・日本不動産・・・分配金利回りを重視しつつ10銘柄程度に分散投資する。
・米国株・・・・・半分をHDV、残りの半分をADRを含む高配当株に投資する。
・新興国債券・・・上場インデックス新興国債券(1566)に投資する。
これだけだと退屈してしまうので、これとは別に、信用取引で数週間から数カ月の期間の売買をして、少しの刺激と収益を得ていきたいと思います。