僕は配当生活にはまだまだ遠く、サラリーマンをやっていますが、中小企業が急成長したような会社であるため、これまで退職金制度などの福利厚生制度が大企業と比べると貧弱でした。そんな我が社も銀行からの勧めで、いよいよ選択制確定拠出年金制度(DC)を導入することになりました。
*厚生労働省ホームページより引用
周りの反応を見ていると面白いもので、若い人ほど関心が薄いようです。掛金が所得から控除され、60歳になって引き出すときも退職所得となるなど節税効果が大きく、複利のメリットを考えると若い人ほど有利な制度だと思いますが、どうも数十年先のお金よりも目先のお金の方が大事なようです。
会社にとっても、手間はかかるものの、掛金が社会保険料の算定上も対象外とされるため、メリットのある制度となります。そのため人事部は一人でも多く加入者を増やすため、啓蒙活動に追われています。
僕はというと、限度額ギリギリまで掛金を設定しようと思っています。節税メリットも大きいですし、ポートフォリオとは別に、ハイリスクハイリターン商品に投資して、ドルコスト平均法に複利のメリットを加えれば、忘れた頃には大きな資産に膨らむのではと淡い期待をしています。