高配当株への長期分散投資を掲げて、しばらくはポートフォリオ構築のためにごちゃごちゃ売買をしていましたが、ようやく落ち着いてくると、とにかく決算発表のない時期はすることがありません。高配当株は対象が限られているので、新しい銘柄の発見もめったにありませんし、長期保有を前提に考えるのであれば、買った後で深く分析してもあまり意味がありません。株価が下がって不安になった時には、ファンダメンタルズを分析することで安心材料とすることはありますが。
そうなるとすごく暇で、ついつい余計なことを考えてしまいます。この暇な状況に耐えることも長期保有では大切なことなのでしょう。例えば、日産自動車（7201）が無資格の社員に完成車の検査をさせた問題で、株価が急落すると買い増しのチャンスでは、と考えたりしてしまいますが、やはりそこはじっと我慢をするようにしています。
日中の値動きを気にしてしまう自分の欠点を克服する方法として考えたのが、信用取引を使ったスイングトレードです。あくまで限られた金額の範囲内であれば、長期投資に悪影響を及ぼさずに、気を紛らわすことができます。まだまだ方法論が確立しておらず場当たり的な取引なので、ブログで詳細に紹介するほどのものではありませんが、そのうちブログで紹介できるようになりたいと思います。
あくまで僕の経験でしかありませんが、株式投資においてファンダメンタル分析をいくら詳細にやったとしても投資のパフォーマンスにはほとんど影響はなく、メンタルコントロールこそがパフォーマンスに最も大きな影響を与えるものだと思います。心地よく投資を続けることができる手法を確立することこそが成功の近道ではないかと思います。
