たむたむの配当金生活への道

草食系投資家のたむたむが、高配当株への投資で夢の配当金生活を目指します。

今更ながらBitcoinを始めました

こんな話をするのも恥ずかしいのですが、最近Bitcoinを始めました。完全に流行に乗り遅れているのはわかっているのですが、仮想通貨という、どう考えてもおかしいと思えるものが、これだけ流行していることの意味を知りたくて、ちょっと体験してみたくなりました。

 

 

というわけで、21日の昼休みにBitflyerで口座を作って、早速Bitcoinを買ってみました。口座開設の作業は10分程度でできますし、本人確認資料を画像でアップロードすれば本人確認も数十分で完了して、Bitcoinの売買ができる「トレードクラス」にアップグレードされました。

 

とりあえず10万円を入金して、早速まず0.01BTCを購入しました。このときの購入価格が1BTC=1,092,000円、手数料が0.15%なので、0.000015BTCを差し引かれました。正直、小数点以下の桁数の大きな数字を見ることがほとんどないので、単位がよくわかりません。カンマのような区切りがあるとわかりやすいのですがね。

 

Bitcoinを含む仮想通貨は全面安の様相で、その後も下落を続けましたので、1日、2日と分割購入をして、10万円で買えるだけ買いました。平均購入単価は95万円台だと思います。2日の夜に1BTC=80万円を一時割ったときには、「やっぱり仮想通貨なんてもう時代遅れだったか。まあ授業料だと思ってあきらめよう」などと思っていましたが、その後回復して、今日のところはプラスになったりマイナスになったりと、数%くらいの価格変動は簡単に起きています。どちらにしても数千円程度の話なので、大したことはありませんが。

 

Bitcoinをはじめとする仮想通貨については多くの書籍が発刊されていますし、多くのブログで情報提供がされていますので、僕が付加価値のある情報を提供できるわけではありませんが、短期トレードの経験のない素人の実感を書かせていただきます。

 

 

適正価格というものがわからない

仮想通貨が投資ではなく投機の対象と言われる最大の理由が、その適正価格というものがないということです。ドルや円といった通貨は、短期的な変動はともなく、中長期的にはその国の経済状況を反映した為替レートに収斂していきますし、中央銀行が価値の安定のために一定の役割を果たしています。しかし仮想通貨にはそのようなものが存在していません。ただ現実の価格のみが事実としてあるだけで、割安とか割高という概念がありません。

 

決済手段しての価値はほとんど感じられません

決済手段としての利便性を考えた場合、使える店舗は極めて限られていますし、一般的には海外送金を頻繁にする人はそう多くないと思いますし、なにより価格の変動の激しいという点で、ドルや円を仮想通貨に置き換えるメリットはないと感じます。余程自国の通貨に対する信頼性の低い途上国であったり、表に出せない金のローンダリングの場合にのみメリットがあるのではないでしょうか。

 

仮想通貨の価値の均衡点はマイニングコストか?

このように決済手段としての価値を積極的に認められない場合、仮想通貨の価値の均衡点なるものがあるとすれば、マイニングのコストとバランスが取れるあたりになってくるのではないかと考えられます。つまり、Bitcoinの場合、ブロックチェーンの仕組みを支えるマイナーに報酬が与えられることで成り立っていますが、報酬の価値がコストに適正利益を加えた金額を下回ることになれば、マイナーのインセンティブは失われ、マイニングを行う人がいなくなり、取引の承認作業が進まなくなってしまいます。ではこの均衡点はいくらくらいなのかというのは、僕の知識ではちょっとわかりません。中途半端な結論ですみません。

 

その他に感じたこと・・・端数の処理に困ってしまいます

BitflyerではBitcoinの最小取引単位は0.01BTCとなっています。手数料はBitcoinで差し引かれるため、最小単位の0.01BTCを購入すると、残高が最小単位を下回ってしまうため、円に換えることができなくなってしまいます。そうなると後は店舗で使うしか方法はなくなってしまいます。様々なアルトコインの売買をしていると、こうした端数がたくさん残ってしまうのではないでしょうか。せこい話ですが、こうして滞留している仮想通貨が結構あるのではないでしょうか。