たむたむの配当金生活への道

草食系投資家のたむたむが、高配当株への投資で夢の配当金生活を目指します。

FXでは全くダメです。。。

最近始めたFXですが、全く成果が出ず、証拠金がジリジリと減ってきて、心が折れそうになっています。株式投資ではインカムゲイン重視の高配当株投資で、比較的長期の視点での投資に行きついた僕ですから、本来FXのような超短期の売買には向いていないのかもしれません。

 

もちろん、今は試運転の段階ですので、当初入金した証拠金は10万円で、通貨はドル円のみ、取引単位は1万ドルですので、金額的なダメージは保有株式の評価額の変動に比べれば誤差のようなものですが、負け続けるという状況に気が滅入ってしまいます。

 

これだけ負け続けるということは、初心者が陥る失敗パターンに確実にはまっていることなのでしょう。このブログを読む皆さんから見れば愚かなだと思われるかもしれませんが、自分への戒めとして、自分のダメな点をここで列記しておきたいと思います。

 

  • 明確な取引ルールがないまま、値ごろ感や数本のろうそく足の動きだけでエントリーしてしまう。
  • ポジションを持った時に、少し反対に動いただけで、動揺して決済し、すぐに逆のポジションを持って往復でやられる。
  • 利確が速く、損切りが遅いため、利小損大になる。
  • そもそもエントリーのタイミングが悪く、高い確率で含み損になる。
  • 負けが続くと自分を見失ってしまい、雑な取引をしてしまう。

 

幾ら本を読んでチャートの読み方やテクニカル指標を学んでも、結末のわかる本の上のチャートと先のわからない現実のチャートとは全く違うことを実感しました。超短期で見れば、為替の動きは上がるか下がるかの二者択一でそれぞれ二分の一の確率ですが、僕の場合、恥ずかしながら、勝率は4割弱程度だと思います。これに利小損大がありますので、ゲーム感覚で高速で売買を繰り返すと、確実に資金が減っていくことになります。

 

金額的には10万円が6万円ほどになっただけなので大したダメージではありませんが、相場を目の前にしてのあまりの右往左往ぶりに自分でも情けなくなってきます。冷静に考えれば、勝負する時間軸を明確にして、それにあわせたチャートを選び、シンプルな売買ルールを決め、それを厳格に実行するということをすれば、負けても原因は明確で、売買ルールを改善していけばよいということはわかりますので、僕にとって最大の課題は相場の前でのメンタルの弱さなのだろうと思います。

 

ここでFXを止めてしまうのは簡単なのですが、ここまでくれば、何とか課題を克服してFXで稼ぎたいと思い、自分のダメなところを冷静に振り返ってみました。いつか、FXでまともな記事が書けるようになりたいと思っています。

 

これまで全くいいところのないFXですが、唯一良かったことは、FXに集中するお蔭で、株のことをあまり考えなくなったということです。もともと長期的な視点で投資していますので、短期的な値動きを気にしても仕方がないのですが、これまでは少し株価が動くと売り買いをしたくなってしまいました。逆説的な効果ではありますが、株の方はのんびり構えて配当収入を再投資して、確実に資産を増やしていきたいと思います。