昨日決算が発表された夢真HDですが、これまでダラダラと下げ続けていましたので、当然反発するものと自信を持っていましたし、それを期待してこれまで含み損に堪えて我慢していたのですが、今日の終値は前日比▲48円(▲5.11%)の891円と大きく下げました。今日時点では勝負に負けたということになります。
寄り付き前の気配で下げる予兆がありましたので、単なる仕掛けで、まさか約定しないだろうと思いつつ指値900円で買い増しの注文を出していたら、寄り付きの880円で約定し、その後は845円まで下げていたようです。
それにしても、来期業績予想は売上高が+23.7%、当期純利益が+12.8%、予想PERが昨日の終値で17.1倍、配当利回りが3.73%で、これまで十分下がっていたのに、さらに5%以上下げるとは、株式市場の恐ろしさを改めて感じました。
何故下げたのかよく理解ができませんでしたが、株価が現実なので、それを受け入れるしかありません。しかし、いくらファンダメンタルズに自信を持っていても、だらだら下げ続けた後に、さらにダメ押しで大きく下げると、さすがに心が折れそうになります。
株価はいずれ修正されると思っていますが、マネーゲームの前では短期的にはファンダメンタルズ分析は無力だと思います。いつか訪れるチャンスを掴むために、短期的な暴落で市場から退場しない程度のリスク管理はしておきたいと思います。