明日からいよいよ2019年になりますが、今年最後の日に今年の相場を振り返ってみました。まず日本株ですが、日経平均は前年末比▲12.1%、TOPIXは前年末比▲17.8%と大きく下げました。昨年は放っておいても株価が上がって資産残高は増えましたが、今年は年末にかけで大きく株価が下がり、損出しクロスをやった後にさらに損失が膨らんでしまいました。
さらに中小型株はひどい状況で、マザーズは前年末比▲34.1%と大暴落でした。僕も途中から中小型株を中心に割安成長株投資を取り入れたため、パフォーマンスを大きく落とすことになりました。
数年で2~3倍の株価上昇を待つような長期投資の場合は、3割程度のドローダウンは想定の範囲内かもしれませんが、僕は心理的にとても受け入れられませんので、高配当株に分散投資をすることで、リスクを抑えていきたいと考えています。
また、米国株の方もNYダウが前年比▲6.7%と前年を割りました。リーマンショック以降続いた右肩上がりの上昇相場も転換点を迎えたのか、一時的な調整なのか、年明け後の相場も目が離せません。
12月の株価の乱高下を目の当たりにして、改めて長期投資の重要性を認識しました。僕には激しい値動きの中で素早く立ち回って利益を上げることのできるだけの瞬発力はありませんので、株価に比べれば変動の少ない予想配当金収入の最大化を目指すスタイルに戻して、長期目線で企業の業績推移に注目していきたいと思います。
【日経平均】
22,764.94 → 20,014.77 (▲12.1%)
【TOPIX】
1,817.56 → 1,494.09 (▲17.8%)
【マザーズ】
1,231.99 → 812.32 (▲34.1%)
【NYダウ】
24719.22 → 23,062.40 (▲6.7%)