投資法人みらい(3476)の2019年10月期決算が12月10日に発表されました。結果は営業収益が前期比+7.7%、当期純利益が前期比+8.9%と増収増益となりました。さらにEPSは、前期の1,437円から当期は1,563円へ8.8%増加しました。
出典:当法人決算短信
この結果、分配金は1,563円となりました。5月1日付で1口につき4口の割合で投資口を分割していますので、前期の実質的な分配金は1,436.25円でした。なお、利益超過分配金は全額一時差異等調整引当額なので、出資の払戻ではありません。
出典:当法人決算短信
2020年4月期以降の予想分配金は2020年4月期が1,570円、2020年10月期が1,600円です。
出典:当法人決算短信
当法人は順調に運用資産を増やして分配金を積み上げていますが、同時に発表された新投資口発行の影響か、本日は株価が大きく下げました。予想年間分配金が3,170円、本日の終値が58,500円なので、分配金利回りは5.42%です。
REITの性質上、物件を取得するためにはある程度増資は必要となってきますので、増資で株価が下がった場合は追加購入のチャンスだと思い、本日10口追加購入しました。
当法人の格付がJCRでA+(ポジティブ)とAA格が近付いてきたのも魅力的です。今年はさくら総合リート(3473)を巡るごたごたに巻き込まれたりもしましたが、スポンサーとして三井物産もいますので、単独で地道に資産を拡大させてくれた方がいいと思います。